おそらくカナダ製のゾンビ映画『Blood Quantum』。
ネイティブ・アメリカンというのか?インディアン系の人たちが暮らすローカルな町が舞台っす。
主役はもちろんインディアン系の警官。
言語もインディアン系の言語と英語が飛び交っております。
なんかめずらしい設定ッス。
釣り上げた魚をさばいていて、
内臓も取り出した魚が次々と跳ね上がるオープニングの<つかみ>はGOODすぎる。
この時点で<これは期待できる作品>と確信。
通報を受けた主役さんは
このゾンビ魚と殺処分したはずの犬が車のトランク内で暴れている現象に困惑。
さらに相次ぐ通報。
現場に向かうと狂ったように襲いかかってくる住民達の異変に動揺しつつ
ゾンビだなこりゃっ・・・と確信♪
話はそれから半年後・・・となる。
すっかり「ウォーキング・デッド」みたいに生存者達だけの
小さな町ができていた。
バリケードなどの独自の封鎖方法もなかなか面白い。
ここまでの展開・・・文句なしッ!!!
・・・んがそこから、ペースダウンというかぁちょっと退屈感あったなぁ・・・
薄暗いシーンでの会話がやたら長げぇしさ♪←字幕無しだからツライのよ・・・
すっかりゾンビは脇役扱いとなって生存者同士の対立とか・・・
・・・まさに「ウォーキング・デッド」っぽいよね♪
・・・まぁいいけどさ。
ちなみにこの映画のゾンビは<ダッシュ系ゾンビ>っすね。
グロシーンもやり過ぎずに演出されているところもGOODです。
ラストでは、ほんとに大丈夫かよ!?というメンツの生存者達に不安感MAXでエンディングを迎えるッス♪
後半は失速気味だったけれど、クズ級のゾンビ映画が多い中、
かなり出来のいい作品でしたっ。