ゾンビ映画の巨匠ジョージ・A・ロメロ監督の元祖ゾンビ映画「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」。
モノクロ作品だけれどカラーリマスターされたバージョンを動画サイトで発見。
小学生の頃に同監督の「ドーン・オブ・ザ・リビングデッド」(ゾンビ)にはまり、
原点であるこの作品を観てから数十年ぶりっス。
モノクロ作品というレトロ感に少年だった自分はついていけず、
観たのは1回だけ。
それだけに久々すぎて新鮮な気分。
ちなみにこの「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」は
かつて「ドーン・オブ・ザ・リビングデッド」で特殊メイクを担当し
暴走族役で俳優としても出演していたトム・サビーニによってリメイク公開されています。
個人的にこちらの作品の方をよく観ていたっけ♪
新旧作品とも基本ストーリーはだいたい同じだけれど
主役の女性の描き方が大きく変わってます。
旧作品は終始、恐怖におびえ心を閉ざしているが
リメイク作品は最初は恐怖におびえるが、
次第に開き直り<強い女性>へと変貌していく。
それにしても旧作品の主役ってこんな心を閉ざしてたっけ?
まったく動かなねぇな〜っ。
さすがは元祖作品、基本からしっかりとゾンビのスタイルができています。
ノロノロスタイルは基本だけれど、車のドアを開けようとしたりする動作は
けっこう素早かったり、シャベルを使って刺し殺したりと
まだ知能的な感じがあって、少々荒削りなゾンビってのもなんかGOOD。
服に火がつくと慌てふためいちゃう感も、なんか<味>があってGOOD。
生き残った黒人のおじさんは
ゾンビと間違われてハンター達に撃ち殺されるのね。
お気の毒すぎるじゃんかっ!
遺体をかぎ爪で運ぶときに、<あれ?>って思うだろうね。
死んで間もないからまだ冷たくなってないだろうし・・・
・・・まぁいいか。
リメイク版を何度も観ているし
ストーリーがわかっているので字幕無しでも余裕で楽しめました。