ヒップホップ全盛期の80〜90年代の中で代表的な存在である
エリックB&ラキムの代表曲「paid in full」(ペイド イン フル)。
同名のタイトルの映画「paid in full」を動画サイトで発見。
曲と関係あるのかな〜???
と怪しんで観たけれど冒頭でしっかりと使用されておりました。
日本未公開作品らしく字幕無しで鑑賞〜。
ハーレムが舞台っすね。
真面目にクリーニング店で働く主人公。
仲良しの友人は派手に車を乗り回すドラッグディーラー。
そして刑務所で知り合ったヤンチャなギャング。
この3人がメインで話が進む。
ちなみに観賞後に調べてみると
ヤンチャなギャングを演じていたのはラッパーらしいけれど、
知識不足で知りませんでした。
派手な生活に憧れながらも
地道に働いていた主人公が
クリーニングの仕事を通じて偶然メキシコ系マフィアと交流をもち、
コカインの売買に関わるようになり、
次第に友人と共に派手なドラッグディーラーの道へ。
派手な生活を見せつけてくれるんだよね〜っ。
あ〜っ羨ましいっ!
たいていこの手の成り上がり系の話は
後で痛い目に合うのがシナリオ上の<お約束>なんだが・・・。
やっぱり・・・。
主人公は強盗にボコボコにされ、瀕死状態。
家族も巻き込まれ惨殺。
ドラッグディーラーの友人は仲間の裏切りによって射殺。
裏切ったヤンチャなギャングも逮捕。
バタバタと崩れていく派手なドラッグディーラーの世界。
瀕死状態から回復した主人公の周りには
誰もいなくなったという寂し〜いエンディング。
ストリートライフを感じさせるいい作品だったと思うけれど、
日本未公開なのは何となく納得。
好みが分かれる作品です。個人的には大好きなッス。
おっと劇中でラップしてたのは、なんとダグ・E・フレッシュ。
彼も間違いなく80〜90年代ヒップホップの<顔>な存在でしたっけ。
こうゆう発見も楽しいもんです。