個人的ベスト映画のひとつである「ファイトクラブ」をはじめ
この監督の作品はほとんど観ていて損はないかと。
唯一「ゾディアック」がちょっと入り込めなかったかな〜っ。
そんなデビッド・フィンチャー監督作品「ゴーンガール」。
出演はベン・アフレック。
これまでに「アルゴ」を制作・主演で
アカデミー作品賞を受賞している名優さんなのに、
どうしてもジェニファー・ロペスとの馬鹿ップルだった
情けな〜いイメージが払拭できねっす。
サスペンス?ミステリー?くらいの
うす〜い知識で鑑賞したのが逆に良かったらしい。
先が全然読めねぇし、展開が進むにつれて、
思わず<怖ぇ〜〜っ!>と素直にガクガクブルブル。
ミュージックプロモーションビデオ出身の
デビッド・フィンチャー監督はサウンドの使いかたも非常にお上手。
怖い怖いシーンでの重低音がパねぇっすよ。
話に終わりはなく
これからも続いていく絶望感満載のエンディング。
そういえば、かつて同監督作品「セブン」でも
強烈なバッドエンディングが有名だったなぁ〜。
頭をなでて顔をじっと見つめる最初のシーン。
映画の終わりに同じシーンがあるけれど
印象が変わって見えるのが印象的。
弁護士の去り際に言った台詞、
「彼女を怒らすなよ。」
我らおっさんたちには響いたのではないでしょうか。
あ〜っ怖い怖い怖い