激しい暴力シーン満載だったり
イカれた映画を連発しているデヴィッド・クローネンバーグ監督。
その常識はずれな世界観が実はかなり好きだったりする。
今回の作品は息子であるブランドン・クローネンバーグ監督の作品「アンチヴァイラル」を観ました。
さすが!父譲りの狂った世界観を継いでるねっ!
この作品を面白い!というと人格が疑われてしまいそうだが。
この狂った発想は誰にもマネできねぇっス!
国民的セレブがかかってしまった病気のウィルスを販売。
それを熱狂的ファンが買い、セレブと同じ病気に侵され喜んでいるって????
そのウィルスにはコピーガードがかかっており
購入者のみ感染し、周囲に病気を蔓延させないように細工しているって????
さらに国民的セレブの皮膚から培養してできた肉を販売。
ガラスケースの肉にセレブの写真があり、熱狂的ファンが買ってるって????
・・・完全に狂ってます
そんな狂った映画を大まじめに制作している監督・役者・スタッフも凄げぇ。
白を基調とした全体のヴィジュアルと
病的な風貌が見事にハマリ役の主役の兄ちゃんの存在もより映画を異質なものにしているッス。
・・・監督が病気になった時にこの企画を思いついたらしい・・・
さすが!クローネンバーグ一族。
感性がぶっ飛んでるねっ。
今後とも狂った映画を期待してまーっす。